Column 改良されたVistaの描画アーキテクチャ - @IT
@IT の連載物のコラムなんですが、グラフィックにうといプログラマとしては、目から鱗のとっても興味深い記事でした。
- Vista のフリップ 3D や ライブサムネイルで、何故ビデオやアニメーションがライブで表示更新されるのか?
- Aero Glass が何故ビデオメモリを大量に必要とするのか?
- Aero でグラフィック処理が複雑になっているのに、CPU の負担は軽減しているのは何故なのか?
Vista では、XP とは全く異なるデスクトップ管理がされているという事実に、目から鱗で、めちゃくちゃ納得でした。
ダブルバッファリングで WM_PAINT が減って、アプリケーションの再描画負担が減る=CPU負荷が減るというのは逆説的で面白い。データ構造でパフォーマンスが向上する好例かもしれませんね。
しかし、アプリケーションから見ると、WM_PAINT が減った世界ってどうなんでしょうね?
アプリケーション自身が把握しているウインドウ領域のイメージ(ビットマップ?)とユーザーの目に触れるイメージが実は一致しないというのは、困ることもあるような・・・。